お知らせ

2020.11.16

注意喚起 macOSのアップデートについて

定期的なお願いではありますが、macOSのアップデートに伴い、ご連絡です。

2020/11/13にmacOS Big Surがアップデートされ、以下にアップデート手順が記載されています。
https://support.apple.com/ja-jp/HT201475

しかし、こちらの情報には、アップデート前に確認すべき、最も重要なこと2点が欠けています。

1.ソフトウェアや周辺機器が(すぐに)動作しないリスク

 OSのアップデートが行われると、それに伴ってソフトウェアや周辺機器が対応する必要があります。
 OSのアップデート公開直後は、どのソフトウェア・機器も対応が間に合っていない可能性があります。
 あるいは、古いソフトウェア・機器であれば、対応がそもそもなされずに、使用ができなくなる可能性もあります。

 従いまして、アップデート前にソフトウェアや周辺機器の開発元のウェブサイト等で互換性についての情報を集めたり、インターネットで検索を行ってブログなどの情報を良く読むなど、十分情報収集を行ってください。

 11/16の時点において、大学で配布しているウイルス対策ソフト(Trendmicro)は正常に動作しません。またVPNは動作確認が取れていません。

 こちらの対応状況は、後日アップデートを行います。

2.新しいOSには不具合が多いというリスク

 OSのアップデート直後は、十分な動作検証が行われていないため、時として機器の使用が不可能となるほどの致命的な不具合や、セキュリティリスクが内在していることがあります。

 OS本体だけでなく、アップデートに対応したばかりのソフトウェア・周辺機器にも、同様のリスクがあります。

お勧めの対応

 上記を踏まえますと、サブのマシンで試すことができたり、容易にダウングレードできる知識と対応力をお持ちの方でなければ、一般論としては一か月か二か月かは様子を見られることをお勧めします。

大変申し訳ありませんが、OSのアップデートに伴うトラブルは、大変な調査工数がかかり、基本的にはオーダーメードの作業となります。本来の業務に差し障るため、情報システム室ではサポートいたしかねます。