2024年9月より運用を開始している統合認証システム(シングルサインオン、以下SSO)において、この度多要素認証を導入いたします。
SSO化されたことによりLoyolaやMoodle等のシステムにシームレスに認証できるようになった一方で、ログイン箇所が集約されたため、仮にソフィアICTアカウントが漏洩した場合に多くのシステムへの被害が懸念されます。実際、他大学においては何らかの形で漏洩した有効なIDとパスワードを用いて本人に成りすましてログインする事件が多発しております。
そのため、本学においても多要素認証を導入することでより一層のセキュリティ強化を図ります。
認証の手間を要することになりますが、情報セキュリティの強化という観点で何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。
※多要素認証とは
ログインする際にパスワードだけでなく、スマートフォンに届く確認コードなど2つ以上の異なる方法で本人確認する仕組み
■対象者
統合認証システムを利用する教職員・学生すべて(短期大学部も含む)
※導入時は多要素認証の利用は任意とするが、情報セキュリティ強化の観点から秋学期の早い段階で全体適用とする
正式な適用時期については決定次第改めてご案内予定
※名誉教授は当面の間、多要素認証の対象外とする
■認証方法
個人のスマートフォンにインストールした専用アプリに表示されるワンタイムコードを入力して認証する方式を採用します。
ただし、教室や研究室などキャンパス内の有線LANや無線LAN(sophiawifi2019)、VPNといった学内ネットワークに接続している場合は多要素認証は不要とし、学外ネットワーク(個人で契約しているプロバイダやeduroamなど)を利用中の場合に多要素認証を適用することとします。
多要素認証の設定にあたり、個人のスマートフォンに専用アプリの「Microsoft Authenticator」をインストールする必要があります。アプリの設定方法については、以下のマニュアルをご参照ください。
また、スマートフォンを所有していない場合は、情報システム室までご相談ください。
統合認証システムへのログインについて
統合認証システムの多要素認証有効化について
■「Microsoft Authenticator」アプリのインストールについて
所有されているデバイスに応じて、インストールしてください。