上智大学テレビセンターとは
テレビセンターは、1966年、テレビ番組の撮影・編集機器を利用した全学向けの教育及びサービスの提供、ならびに、社会とテレビ・ジャーナリズムに関する研究機関として設立されました。
大学にこのような施設が設置されるというのは、当時としては画期的なことでした。テレビ番組の制作施設を利用しての教育カリキュラムは、日本の大学において先駆的な役割を果たすものでありました。
その後、施設の管理は、2002年度よりグランドレイアウト構想の計画を踏まえて、学事部から図書館を経由し、2005年度から情報システム室に移管され、今日に至っています。
テレビセンターでは設立から今日まで、文学部新聞学科の学生、学芸員課程履修の学生などを対象に、テレビメディアの理論的考察、撮影・編集に関わる実践的知識の習得を目的とした講座に、設備とサービスを提供してきました。
テレビスタジオでの撮影や映像編集機器を使っての番組制作の実習など、授業のユニークさから、大学案内などの広報誌に頻繁に取り上げられ、上智大学の特色ある教育を担う施設として機能しています。
またオープンキャンパスで開催される体験授業にも、学生が毎年数多く集まります。テレビセンターでの講義と実習を結びつけた授業を通して才能を開花させた学生が大勢生まれています。
施設案内
主な設備と機器
テレビセンターは、2号館の地下1階と地下2階にまたがってあります。
地下2階にはメイクアップルームと編集室、吹き抜けのスタジオがあり、地下1階にはコントロールルーム、アナウンサーブース、会議室、編集室があります。編集室には最新のノンリニア編集機などが備えられています。
更新情報
2009年度
-スタジオシステム並びに周辺機器、ロケーション機器等のフルHD化に伴う大規模なリニューアルを実施
2016年度
-編集システム機器の導入(5台→11台)
-編集室B・編集室Cの新設(地下2階)
-メイクアップルームの更新
-4Kカメラおよび4Kテレビの導入
2017年度
-編集機・キャラクタージェネレーターの更新
-HDビューファインダー・ロケーション機器の更新
-音響機器(アナウンスブース)の更新